奇跡のシンフォニー
音楽が大好きで、映画も大好きな人。そんな人にこそ観ていただきたい映画です。ストーリーを追っていけばエンディングまでの筋書きは誰にでも予想がつくだろう。しかし監督は音楽を生き物のように視覚化することに成功している。俳優陣の演技もさることながら、音楽の躍動美、楽器の持ち味、ライブ会場の緊張感、その演出力は最高。数ヶ月前に観た映画 『フィクサー』はスクリーンの中で何が起きているのか最期まで解らず、筆者は映画に置いてきぼりを喰らい、座席で欲求不満になってしまった。しかし本作は最初から最後まで明快だ!原題の『August Rush 』とは主人公がNYの街角で演奏するときの芸名です。何故そう呼ばれるのかは映画を観てのお楽しみ。邦題 『奇跡のシンフォニー』は悪くない題名だが、原題の持つ深~い意味合いには敵わないだろうね。
【試写会データ】2008.06.04/よみうりホール
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