その土曜日、7時58分
2009年2月13日(金)にリメイク公開された映画『13日の金曜日』より本作の方が恐かった。といってもホラー作品ではなく、サスペンスやスリラーでもない。どこにでもいるごく普通の家族におきた悲劇を、登場人物全ての状況を切り取り時間軸で照合しながら再構築した映画です。そのショッキングな内容は、この日本でもしばしニュースで報道される残忍な事件に近いかもしれない・・・。狂気の種は長い人生の道のりで芽生え心の奥底で眠っている。いつどのタイミングで発芽するかは本人の心がけひとつ!もし狂気に犯されたら逃れる術はありません。愛が壊れる瞬間、人は冷静ではいられなくなる。お金に困れば悪魔にもなれる。血をわけた親子でさえ、どうしても譲れない許されない聖域があるものです。それこそが狂気の種を育むパワーとなるやもしれず、実に恐い!
【名画座データ】
・2009.03.25(水)
・新文芸座
・同時上映「ブーリン家の姉妹」
・1300円(大人)
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