闇の子供たち
邦画が扱う題材としては近年まれにみる傑作だと感じた。この原作を映画化した勇気を讃えたい!常識ある映画人であれば原作を読んだ段階で腰が砕けて尻込みするはずだが、この映画に関わった全ての人々は逃げなかった。むしろ登場人物を通してメッセージを伝えなければならない使命感に動かされているように思えてならない。なかでも臓器売買を取材する南部記者を演じた江口洋介さんが道路に倒れ込んで嗚咽するシーンは圧巻だ!TVに映画と大活躍の江口さんが大泣きするシーンを初めて見た気がする。演技を越えた嗚咽は本当に泣いているかのようで生々しく圧倒されました。これはノンフィクションを越えたフィクション!邦画のレベルは間違いなくあがっています。
【名画座データ】
・2009.04.14(火)
・飯田橋ギンレイホール
・同時上映「未来を映した子供たち」
・1500円(大人)
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